「活性酸素」とは?


酸化と還元(酸化と還元は、正反対)

 酸化とは酸素をもらうこと    還元とは水素をもらうこと   
  鉄 + 酸素 = 酸化鉄   酸化鉄 + 水素 = 還元
酸化されると
錆びる。
劣化。
老化する。
還元すると
錆びない。
新鮮。
若返る。

   <酸化を促進させる活性酸素>

   強い酸化力で健康な体内物質を酸化する。

酸化

・脂肪を酸化     →  過酸化脂質
・タンパクを酸化   →  老化の促進
・酵素類を酸化   →  慢性病の誘因
・遺伝子を酸化   →  遺伝子の異常

 活性酸素の攻撃

正常な細胞  →  異常な細胞へ変化


成人病は活性酸素が原因だった

 老化
 ガン
 動脈硬化
 アルツハイマー病
 眼病
 糖尿病
 心臓病
 胃痛


活性酸素が原因の代表的な病気

・くも膜下出血

 動脈硬化は活性酸素が最大の原因。くも膜下部分で動脈硬化が活性酸素で引き起こされると、いずれは破裂!

・肝硬変

 お酒を長年飲み続け肝臓で活性酸素を常に発生させていると、酸化された脂肪が蓄積します、これが脂肪肝。さらに酸化が進むと肝硬変から肝臓ガン。

・肺ガン

 たばこや煤煙を長期に吸い込んでいると常に肺に活性酸素が発生しており酸化され続けます。この活性酸素による酸化が、継続して起こると肺ガンになります。


活性酸素って何者?

 『活性酸素とは我々が吸っている酸素の中で攻撃的になった酸素のこと。』
 人間にとって必要不可欠な酸素が攻撃的になるとはどういうことか?
 実は酸素は全て体にいいとは限りません。
 例えば…

・切ったリンゴを放っておくと変色する。
・ピカピカだった鉄がサビつく。
・黄金色のテンプラ油が使い古すと黒くにごる。

 これらを酸化現象といい空気中の酸素が悪さをしたものです。
 酸素を吸うことによって同じ事が身体の中でも起こっています。
 人間の細胞はおよそ60兆個の細胞から構成されています。
 その細胞の一番外側にある細胞膜は「不飽和脂肪酸」という油で出来ています。

 不飽和脂肪酸とは?

 例えるならテンプラ油と同じ性質のモノ。人間の身体もテンプラ油のように酸化します。わかりやすく言うと人間の身体だってさびついてしまうと言うこと。このさびつきが老化です。活性酸素はこのサビつき = 老化の原因です。
 『活性酸素は身体中で発生し、全ての老化現象の原因になっている。』


活性酸素はいつどうやって生まれるの?

1.酸素が呼吸で体内に入る。

2.血液中の赤血球で細胞にくまなく運搬

3.細胞内で糖分や脂肪を燃やしエネルギーを発生させる。

4.この時燃えた酸素の2%が活性酸素に変身!!活性酸素の存在時間はわずか100万分の1秒!
  しかしそのパワーは強力!かつジギルとハイドのような2面性を持っています!

活性酸素の2面性

<身体に良い面……細菌・消毒作用>
 傷口の細菌を殺すオキシドール(過酸化水素水)は実は活性酸素のこと。
 私達の身体は活性酸素なくして細菌から身を守れません。

<身体に悪い面……正常な細胞を傷つけ、酸化させる>我々の細胞の一つ一つは不飽和脂肪酸の膜におおわれています。活性酸素は油が大好き。不飽和脂肪酸と結びつき細胞を酸化させます。
 古びたテンプラ油が黒ずんで嫌な臭いを発生させるように、細胞をむしばみ、身体をサビつかせます。


活性酸素は身体中で発生し、全ての老化現象の原因になっている

 酸素は血液によって全身に運ばれる
          ↓
 活性酸素は身体中のいたる所で発生し身体を攻撃!
          ↓
 ひいては老化のみならず、生活習慣病、さらには200種類以上の病気との因果関係があると確認されている。ゆえに活性酸素対策こそ現代人の最重要課題。


活性酸素が増えると身体のどこがどうなるの?

1.肌のシミ

 『皮膚は一番見えるところなので、活性酸素の害がはっきりと現れる。』
 皮膚の老化の原因の一つは、紫外線による活性酸素の大量発生。
 傷つけられた皮膚がシミとなって残る。
 シミは活性酸素との戦いの跡だったのです!

2.疲れやすくなる

 肝臓は24時間休むことなく活動しているため、絶えず活性酸素が発生し、やられやすい。
 肝機能がやられだすと、疲れやすい、やる気がしないなどの病状がでます。

3.血管への影響

 現代人の食生活はコレステロールが過剰気味。活性酸素は血中に溢れ出したLDL(悪玉コレステロール)を格好の攻撃目標にして酸化させる(酸化LDL)。ある程度は血管内の清掃係、マクロファージが片付けてくれるが、ついには消化しきれず死滅。その死骸が血管内にたまり、血管壁をせまくし、やがて血液をつまらせます。
 その結果、動脈硬化にかかる!
 心臓においては、心筋梗塞や狭心症がおこりやすくなる。脳においては、脳梗塞や脳出血を引き起こす原因になる。さらに、最近わすれっぽくなったという人は要注意です!
 脳はたくさんの血管が集まっているため、動脈硬化や老化を起こすと一つの病状として「痴呆」が起きます。
 しかし、我々も活性酸素にやられっぱなしではない。身体の中には強力な抗酸化物質(スカベンジャー)が備わっている。それが体内酵素「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」です。


SODとは?

 SODとは、元々人間の体内で作られる酵素で、活性酸素をたちどころに消去してくれるのです。
 SODは老化をふせぐ強い味方。ところが!!年齢と共に低下してしまうのです。
 SODが無くなったらどうすればいいのか?

 答えは、SODに代わる抗酸化物質を体外から補う事!!
 ビタミンC・E・ポリフェノール・リコピン・?-カロチンなどの抗酸化物質(スカベンジャー)が活性酸素と戦うのです!


活性酸素対策は主に3つ

1.タバコ、ストレスなどの活性酸素の発生原因を取り除く。

2.スナック菓子、油ものなどの体内で酸化されやすいものを摂りすぎない。

3.バランスの良い食生活で、抗酸化物質を摂取する。


抗酸化物質の効果的な摂取方法!!

 人間の身体は、細胞の脂溶性部分と、細胞間の水溶性部分に分けられる。活性酸素はその両方を攻撃。正常な働きを低下させる。
 この攻撃から細胞を守るのが抗酸化物質。(スカベンジャー)は何がベストか。

 植物に、活性酸素を消去するSOD様物質が多いのは、植物は太陽光線があたると光合成を行い、酸素を造り出し、空気中に放出するので、自分自身の細胞が酸化されないように、抗酸化物質をそれぞれ持っています。

 緑黄色野菜類に多いのは、ビタミンC、?-カロチン

 赤い野菜に多い リコピン

 お茶などに多い カテキン

 ワインなどに入っている ポリフェノールなど

 しかし、活性酸素は、現代のようなストレス社会では、大量に体内で発生しており、今の食生活では、少なくなってしまった体内酵素SODを補うだけのスカベンジャーを食べられていない。
 毎日使用する、飲む、炊く、調理する水に体内酵素SODを補うだけのスカベンジャーがあればこれほどすばらしいことはありません。

 「あるある大辞典参照」


活性水素とは?

 電解還元水の効能効果、厚生省で定められているのは、胃腸内異常発酵、胃酸過多、消化不良、慢性下痢、制酸の5病状ですが、昭和42年からの使用実績の中で高血圧症、糖尿、高血脂症、アトピー、肝臓病、ガンその他生活習慣病までの改善例がありますが、なぜ改善されるのか、その理由はあきらかにされていませんでした。
 しかし、数年前より研究が活発になった活性酸素の影響に対するスカベンジャー(抗酸化物質)研究の中で、最先端をいく九州大学にて、水の中にある抗酸化物質の研究が始まり、1997年についに還元水中に活性水素が発見されました。
 生活習慣病などは、典型的な活性酸素の過剰発生による病状です。水素が活性酸素の過剰発生を消去することで改善していたんです…。やっと論理的にも還元水の効用が証明ができました。

 還元水には、原子状水素(活性水素)が存在し、活性酸素と結合し細胞を酸化損傷から守るということが九州大学により立証されました。今までの物理の常識を覆す大発見です。今は、アメリカやその他先進国で追いかけて研究を始めています。
 詳しくは、1997年アメリカで出版された国際学術誌B・B・R・C又は解説書(著者 医学博士 林 秀光)をご覧下さい。
 活性水素の量を測定するのは非常に難しく、九州大学でしか現在測定できません。現在は、数千万する装置で特殊な技術を駆使し測定することができます。
 電解還元水は、いかなる(飲用のレベル)状況でも活性水素が含まれていることが測定されています。