網掛川流域環境共生プロジェクト概要
事業目的:唱歌「故郷」の再現を目指して
平成9年度より開始された鹿児島大学合同研究プロジェクト「大地・食・人間の健康を保全する環境革命への試行」で得られたこれまでの研究成果を踏まえ、鹿児島県をケースタディとして県内の特定地域をモデル設定し産官学民一体による
1.田園・里山の環境復元をめざす。
2.農家が生活できる地域流通のあり方ならびに子ども達が地域の自然環境と農家の大切さを自覚する為の次生代教育のあるべき姿を探求する。
3.ミャンマー連邦インレ湖流域の環境復元を模索するNGOカラモジアの活動と連携して、本プロジェクトにおける国際交流・協力を推進する。
事業地:鹿児島県姶良郡溝辺町竹子上宮川内地区 (網掛川最上流)
活 動 : 1,調査研究
2,田園・里山の環境復元
* 無農薬の合鴨農法、土着菌、中島農法、ステビア農法等による水田域の環境復元
* 湿地的環境復元
* 森の多様性(自然林)復元
3,生産物の地域内流通・産直事業
4,学校教育
* 総合学習
* 学校給食(合鴨米等の農産物)
5,国際交流・協力(ミャンマー連邦、中国、韓国、ベトナム等)
実施機関:鹿児島大学合同研究プロジェクト「大地・食・人間の健康を保全する環境革命への試行」チーム
構成機関:鹿児島大学 、溝辺町役場、溝辺町ステビア栽培米生産組合、溝辺町竹子小学校
姶良地区農業改良普及センター、鹿児島県環境技術協会、中島農業研究所、日本有機株式会社 末松電子製作所、NGOカラモジア、JBBステビア研究所
実施期間:2001年4月〜2003年3月(3年間)